タカショーが１７年１月期業績・配当予想を下方修正、木製品関連商品の販売が減少

　タカショー<7590.T>がこの日の取引終了後、１７年１月期の連結業績予想について、売上高を１８３億１１００万円から１７５億７０００万円（前期比１．６％減）へ、営業利益を７億８５００万円から７億円（同３．０％減）へ、純利益を３億６２００万円から１億１５００万円（同５２．１％減）へ下方修正した。

　ホームユース部門で、取引先における在庫調整などの影響で木製品関連商品の販売が減少したことに加えて、ヨーロッパの異常気象の影響やその他地域における得意先の発注時期の遅れなどの影響で海外売上高が計画を下回って推移していることが要因。また、下期の為替が円高基調で推移すると予想し、為替差損の増加や海外子会社業績の邦貨換算による減少を見こんでいることも利益を押し下げるとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来１２円を予定していた期末一括配当を６円に引き下げるとあわせて発表した。前期の１７円に対しては１１円の減配となる見通しだ。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）