リックス、前期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も15円増額

　リックス <7525> [東証Ｐ] が4月27日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の35億円→37.3億円(前の期は29.8億円)に6.6％上方修正し、増益率が17.3％増→25.0％増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.6億円→19.9億円(前年同期は16.5億円)に13.0％増額し、増益率が6.5％増→20.4％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の120円→135円(前の期は65円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第４四半期連結会計期間（2023年1月～2023年3月）の業績につきましては、主に自動車、半導体、ゴム・タイヤ、工作機械の報告セグメントで受注・販売が好調に推移し、計画値を上回る業績となりました。円安に伴う為替差益も増加し、前回見込んだ各利益を上回ることがほぼ確実となったため、通期の連結業績予想を上方修正します。※ 上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因により異なる可能性があります。

　　業績予想を上方修正したことに伴い、期末普通配当予定を15円増額し85円とします。これにより中間配当を合わせた年間配当金は、１株当たり135円となる予定です。