シマノが新値追い、海外売上比率９割近く高為替感応銘柄として人気

　シマノ＜7309.T＞が一時２０円高の１万２８００円まで買われ連日で上場来高値を更新。自転車部品のトップメーカーで海外売上比率が９割近くを占め、高為替感応度銘柄として人気を集めている。
　今１４年１２月期は連結営業利益５８０億円（前期比３８．８％増）を予想。期初予想は４５０億円（同７．７％増）だったが、４月に４８０億円（同１４．９％増）、７月に５８０億円へ増額。足もとは為替の円安がさらに進行しており、さらなる上振れ期待が高まっている。
　１２日現在の信用倍率０．５６倍、２２日申し込み現在の貸借倍率０．０４倍の好需給も下値を支えている。ただ、買い一巡後は高値警戒感から上げ幅を縮め、小幅マイナスに転じている。

シマノの株価は１３時現在１万２７７０円（▼１０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）