日プラストが一時８％安と急落、公募による自己株処分の発表で需給悪化を懸念

　日本プラスト<7291.T>が急落。株価は一時、前日比９２円（７．９％）安の１０６８円まで売られている。８日の取引終了後、公募による自己株処分を発表しており、株式需給の悪化を懸念する売りが膨らんでいる。３５０万株の自己株処分と上限５２万５０００株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。調達金額は約５０億９３００万円で、主にテクニカルセンター（静岡県富士宮市）の安全部品試験研究設備や伊勢崎工場（群馬県伊勢崎市）の射出成形機などの設備投資、短期借入金の返済などに充てる。処分価格は１９日から２２日のいずれかの日に決定する。

日プラストの株価は１０時１６分現在１０７３円（▼８７円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）