トヨタなど自動車株が高い、１ドル＝１１４円台前半の円安進行が追い風に◇

　トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、富士重工業<7270.T>、ホンダ<7267.T>など自動車株に軒並み買いが先行している。前日に米国株市場でＮＹダウをはじめ主要３指数がいずれも最高値を更新していることで外国人投資家のリスク許容度が改善していることに加え、足もとの外国為替市場で円安が進行していることも追い風となっている。イエレンＦＲＢ議長が前日の上院での議会証言で利上げに前向きな発言をしており、ドル買いの動きを誘発、ドル円相場は足もと１ドル＝１１４円台前半の推移となっており、為替感応度の高い自動車セクターにはポジティブに働いている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）