トヨタなど自動車株が値下がり率トップに売られる、１ドル＝１１１円台の円高を嫌気◇

　トヨタ自動車<7203.T>、日産自動車<7201.T>、富士重工業<7270.T>など自動車株が総じて安い。寄り付きに自動車セクターは業種別騰落率で値下がりトップとなっている。

　米長期金利が直近２．３％台に下がるなど上昇一服局面にあり、日米金利差縮小の思惑から外国為替市場ではドル売り・円買いの動きが強まった。足もとは１ドル＝１１１円台後半まで円高が進行、これを嫌気するかたちで為替感応度の高い自動車株が売りを浴びている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）