新光電工が１３年３月期業績予想を下方修正、半導体市況の低下など響く

　新光電気工業<6967.T>がこの日の取引終了後、１３年３月期の連結業績見通しを従来予想の売上高１４２３億円、営業利益４５億円、純利益２６億円から、売上高１２４０億円（前期比１．５％減）、営業利益５億円（前期３６億７８００万円の赤字）、純利益１４億円（同２２億４２００万円の赤字）に下方修正した。足もとで半導体市況低下の継続、パソコン市場低迷による在庫調整などの影響などに加えて、今後も厳しい市場環境が継続することが見込まれることなどが要因としている。なお、第４四半期以降の想定為替レートは、１ドル＝８５円としている。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）連結決算は、売上高９３２億８３００万円（前年同期比５．２％増）、営業利益５億７４００万円（前年同期５３億１１００万円の赤字）、純利益１７億６６００万円（同３５億２２００万円の赤字）となった。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）