【買い】アバールデータ（6918）下が固い位置から好決算で、本格リバウンドに期待。

■反発期待

半導体製造装置など各種機器用モジュールメーカー、産業用ロボットなどの組込分野で長い経験と実績を持っています。自社開発品と受託品の2本柱。フィックスターズと業務資本提携している事でも知られていますね。
同社と協業しているイーソル社と、メニーコア技術と呼ばれる高速データ処理エンジンの開発を行っており、これが自動運転システムに採用されており、医療機器製造許可の取得し、あらゆる分野での活躍が見込まれている銘柄であります。
直接な取引は無いようですが、米国Nvidia製GPU搭載の画像処理用モジュール開発。

■5月16日本決算

5月16日大引け後に発表された決算で、18年3月期（今期）業績見通しを連結経常利益、前期比9.4％減の8.4億円に減るとした事から、嫌気され大きく売られました。
2294円の高値から落ち、1500円前後推移が定位置になっていましたが、18年3月期1Q決算を今月10日引け後に発表。



18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の3.8億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の4.2億円に対する進捗率は91.5％に達し、5年平均の49.7％も上回った。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の8.4％→16.9％に急改善した。

[出典：株探]

見通しを大きく覆す数字で、上期計画進捗は90％を超過。
通期上昇修正への期待も出てきておかしくない内容で、低迷している株価を押し上げるでしょうか。
直近安値である7月安値は1478円で、現値から遠くない水準です。
この場面では買いに分があると予想します。