千代インテが５日続伸、自社株買い発表を好感

　千代田インテグレ<6915.T>が５日続伸。１４日取引終了後、上限を５５万株（発行済み株数の３．８９％）、または１１億円とする自社株買いを発表したことが好感されている。取得期間は７月１９日から１２月２２日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

　同時に１６年１２月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高を６００億円から５２０億円（前期比４．３％増）へ、営業利益を４５億円から３６億円（同１９．９％減）へ下方修正した。想定よりも為替が円高に推移したことが要因。なお、想定為替レートは１ドル＝１１５円から１０２円へ変更した。また、期末一括配当も前回予想１０４円から８０円（前期１０５円）へ修正している。

　あわせて発表した第３四半期累計（１５年９月～１６年５月）の連結決算は売上高３２８億７３００万円（前年同期比１３．５％減）、営業利益２４億２４００万円（同３４．５％減）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）