リオン、10-12月期(3Q)経常は50％増益、今期配当を2円増額修正

　リオン <6823> が1月28日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比44.8％増の22.3億円に拡大し、通期計画の25.5億円に対する進捗率は87.6％に達し、5年平均の67.8％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比58.0％減の3.1億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の43円→45円(前期は43円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比49.8％増の9.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の12.3％→16.4％に大幅上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主に対する利益還元を経営の重要政策のひとつと認識しており、継続的な配当の維持と業績に応じた配当水準の向上に努めることを基本方針としております。　当期の利益配当金につきましては、この基本方針に基づき1株当たり期末配当21円(年間合計43円)を予定しておりましたが、業績が順調に推移しておりますことを勘案し、株主の皆様の日頃のご支援に応えるべく2円増配し、1株当たり期末配当23円(年間合計45円)に修正いたします。