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アルプス電気が大幅反発。27日の取引終了後に発表した17年3月期の連結業績予想は、売上高7570億円(前期比2.2%減)、営業利益465億円(同11.1%減)、純利益320億円(同18.0%減)と2ケタ減益を見込んでいるものの、前日まで3日続落していた反動に加え、今期は前期比5円増配の年30円配当を見込んでいることから、買いが入っているようだ。車載モジュールやデバイス、スマートフォン向けカメラ用アクチュエータ、スイッチ、センサなどの伸長を見込むものの、為替前提を1ドル=110円(前期120円14銭)、1ユーロ=125円(132円58銭)としていることが利益を押し下げるようだ。なお、16年3月期連結決算は売上高7740億3800万円(前の期比3.4%増)、営業利益523億2700万円(同2.3%減)、純利益390億3400万円(同12.4%増)だった。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の電子部品セクターのレポートでは、17年3月期前半はスマホ関連のボトムアウトを予想。iPhone7関連需要がカスタム部品で6月ごろ、汎用部品で7月ごろをメドに動き出すことが株価には好材料になるとの見方で、スマホ関連のシクリカルな回復が織り込まれた秋口以降は18年3月期へと視点が移り、車載関連銘柄が注目を集める時期が来ると解説。個別銘柄では、アルプス電気、太陽誘電、日本電産をトップピックで推奨。車載関連銘柄では、ローム、日本航空電子工業、日立マクセル、日本シイエムケイ、双葉電子工業にも注目している。