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【買い】ソニー㈱(6758)4,400億円の増資強行、市場はどう動くか= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2015/07/08 13:18

世界シェアトップの画像センサーは需要増、今回の増資は絶好の機会?

■注目銘柄
ソニー㈱(6758)

■注目理由
日本のAV機器企業。テレビ、デジタルイメージング、オーディオ機器等製品を開発、販売している。その他ゲーム、映画、金融等幅広く事業多角化している。子会社・関連会社は1,300社を超える。2014年10月31日現在のTOPIX Core30の一つである。

2017年度の経営数値目標は、ROE10%以上、営業利益5,000億円以上を掲げる。

平成27年3月期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)における連結経営成績は、売上高および営業収入が8兆2,158億円(前期比+5.8%)、営業利益685億円(同+158.7%)、税引前当期純利益397億円(同+54.3%)、株主に帰属する当期純利益△1,259億円となった。売上高の増収は、おもに為替の影響、「プレイステーション4」(以下「PS4」)が好調なゲーム&ネットワークサービス(以下「G&NS」)分野の大幅増収、イメージセンサーが好調なデバイス分野の大幅増収によるもの。一方で、主にPC事業を収束したことによりその他分野の売上高は大幅に減少した。前年度為替レートを適用した場合、売上高はほぼ前年度並みとなる。営業利益の大幅増益は、おもにデバイス分野、G&NS分野、ホームエンタテインメント&サウンド(以下「HE&S」)分野の大幅な損益改善によるもの。モバイル・コミュニケーション(以下「MC」)分野では営業権の減損1,760億円を計上したことなどにより大幅に損益が悪化した。株主に帰属する当期純損失は、前年度に比べ24億円縮小した。
(出典:平成27年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結))

6月30日、公募増資と新株予約権付社債(転換社債・CB)によって、手取概算額で最大約4,400億円を7月中に調達すると発表。うち約3,200億円を公募増資で、残りをCBによって調達する。同社は成長分野であり経営再建柱と位置付けるデバイス分野に調達資金を投入する考え。調達資金は主として、世界シェア首位のデバイス事業のスマホ向け画像センサーの生産能力増強および研究開発費に充てる。16年3月期中に画像センサー関連事業の設備増強に2,100億円を投じ、継続して投資を続けることで同事業での収益拡大を目指す。同社が公募増資を行うのは、1989年に2,316億円を調達して以来26年ぶり。これを受けて株価は前日比9%安の3,430円にまで急落。ただ、翌1日には買戻しが優勢となっている。
(出典:2015年7月1日 日本経済新聞、Kabutanニュース)

6月30日の公募増資報道を受けて急落した株価も、需給悪化懸念が一巡し、ムーディーズ・ジャパンが格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に変更したと発表したことで株価面で追い風となった様子。30日のボリンジャーバンドでは-3σまで下がりその後徐々に戻しつつあるので、短期的には底を打ち上昇に転じたという見方もできる。

直近の株価はPER27.85倍、PBR1.76倍となっている。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想
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