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ソニーの上値指向鮮明、プレイステーションVR発売にらみ大口資金の実需買い継続
ソニー<6758.T>の上値指向が続いている。値刻みこそ小幅ながらきょうで4日続伸、中期波動でも6月下旬をターニングポイントに一貫した戻り足を形成、ファンド系資金など機関投資家の継続的な実需買いも観測される。
熊本地震の影響は1150億円の減益要因となり懸念されたが、株価面では大きな波乱なく上昇トレンド途上で織り込む強さをみせた。被災した熊本工場も8月からフル稼働態勢に復帰、構造改革も既に一巡しており目先はネガティブ材料が払拭されている。
ロボット事業への再参入に加え、EV向け市場など中心にリチウムイオン電池分野での展開、歴代最速ペースで販売台数を拡大している「プレイステーション4」など手掛かり材料に事欠かないが、現在、市場で注目されているのは10月に投入が予定されている「プレイステーションVR」だ。VR市場は2025年には世界ベースで8兆円規模に膨らむとの試算もあり、ヘッド・マウント・ディスプレー端末では米フェイスブック子会社や台湾メーカーが先陣を切っているものの、マーケット関係者の間では、カプコン<9697.T>やスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>などの人気タイトルを擁するプレイステーションVRの潜在的な成長力を重視、ソニーをVR市場牽引のキーカンパニーに位置づける声が多い。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
熊本地震の影響は1150億円の減益要因となり懸念されたが、株価面では大きな波乱なく上昇トレンド途上で織り込む強さをみせた。被災した熊本工場も8月からフル稼働態勢に復帰、構造改革も既に一巡しており目先はネガティブ材料が払拭されている。
ロボット事業への再参入に加え、EV向け市場など中心にリチウムイオン電池分野での展開、歴代最速ペースで販売台数を拡大している「プレイステーション4」など手掛かり材料に事欠かないが、現在、市場で注目されているのは10月に投入が予定されている「プレイステーションVR」だ。VR市場は2025年には世界ベースで8兆円規模に膨らむとの試算もあり、ヘッド・マウント・ディスプレー端末では米フェイスブック子会社や台湾メーカーが先陣を切っているものの、マーケット関係者の間では、カプコン<9697.T>やスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>などの人気タイトルを擁するプレイステーションVRの潜在的な成長力を重視、ソニーをVR市場牽引のキーカンパニーに位置づける声が多い。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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