シャープが反発、中国空気清浄機事業拡大報道が支援材料

　シャープ＜6753.T＞が反発。円安進行を受け輸出セクターを中心に買いが先行するなか、１１日の日本経済新聞が「シャープは中国で空気清浄機事業を拡大する」と報じたことが株価支援材料になった。微小粒子状物質「ＰＭ２．５」を感知、除去する高価格帯の２機種を来月から順次発売し富裕層を中心に顧客を開拓。２０１６年度をめどに中国での空気清浄機の販売台数を、１３年度比３．３倍の１００万台に増やすと伝えており、中国における空気清浄機事業の本格的な拡大を期待した買いが先行しているようだ。

シャープの株価は１０時３５分現在３３０円（△５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）