シャープが物色人気、意欲的な中期計画と東証１部復帰への思惑が株価を刺激

　シャープ<6753.T>はカイ気配で始まる人気となり、４１０～４２０円を軸としたもみ合いを上に放れる動きをみせている。

　２６日引け後に発表した１８年３月期の連結業績予想は、売上高が２兆５１００億円（前期２兆５０６億３９００万円）、営業利益が９００億円（同６２４億５４００万円の黒字）へ、最終損益は５９０億円の黒字（同２４８億７７００万円の赤字）は回復色を鮮明とする見通し。また、１９年度を最終年度とする中期計画を発表し、売上高で３兆２５００億円、営業利益で１５００億円を目指す野心的な目標を掲げた。さらに、６月末にも東証１部への復帰を申請する方針も表明していることで、株価を強く刺激する格好となっている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）