【買い】シャープ㈱（6753）移動平均が堅調に推移、押し目買いのチャンスか= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【買い】シャープ㈱（6753）

液晶パネル、白物家電、スマホ等を展開する電機大手。
16年8月に台湾・鴻海精密工業の子会社となった。

■注目理由
2月3日に決算を発表。
平成29年3月期第3四半期（平成28年4月1日～平成28年12月31日）の業績は、売上高△23.2％と減収ながら経常利益は△152億9900万円と赤字幅縮小。
また、2月17日朝には、29年3月期の経常損益を従来予想の△2億円から99億円の黒字（前期は△1924億円）に上方修正、一転して黒字浮上する見通しとなっており好調だ。

同社は23日、プラズマクラスター搭載商品の世界累計販売が2月末に7000万台を達成したと発表。
プラズマクラスターは空気清浄機やエアコン、冷蔵庫など15品目に搭載され、空気清浄機やイオン発生機など搭載商品は世界109の国と地域で販売されており、今後さらに拡大する見込みという。（出典：2017年3月24日　モーニングスター）

チャートでは17日以降、株価が軟調に推移しているが、25日移動平均が上昇中であるため、これが買い支え材料となる可能性も期待できる。押し目買いのチャンスだろう。
これからの投資を考える上で、同社に注目してみてはいかがだろうか。