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富士通のニュース
<動意株・27日>(大引け)=富士通、朝日ラバー、大豊工業など
富士通<6702.T>=後場一段高。同社が27日後場に発表した17年3月期第2四半期(4~9月期)累計の連結決算は売上収益が2兆850億7700万円(前年同期比7.0%減)、営業損益258億9900万円の黒字(前年同期124億3700万円の赤字)、最終損益118億6100万円の黒字(同159億5600万円の赤字)と減収ながら黒字転換した。パソコン事業などでのコスト削減努力が損益改善に反映されている。また、同社は中国のレノボグループとパソコン事業での戦略的提携について検討していることを発表、これが買い人気を助長している。
朝日ラバー<5162.T>=一時ストップ高。27日付の化学工業日報が「朝日ラバーのプラズマ気流制御電極が、今年度の福島県産総研連携再生可能エネルギー等研究開発補助事業補助金の研究テーマに採択された」と報じたことが刺激となっているもよう。同社はこの内容について既に25日に発表しているが、改めて材料視されているようだ。採択されたのは、同社が産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所から支援を得て技術開発を進めている「風車用プラズマ気流制御用電極の特性評価」事業。今後はこの特性評価の内容を検証するとともに、風車以外にも空気の流れの制御に関する市場調査と製品開発を進めていくとしている。
大豊工業<6470.T>=後場に入って急伸。同社はきょう午後2時に、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は33億6900万円(前年同期比16.8%増)となり、従来計画の29億円を上回って着地した。売上高は539億2600万円(同2.4%増)となった。主力の自動車部品関連事業の売上高が449億9000万円(同2.9%増)となったことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
オリックス<8591.T>=急伸。同社は26日の取引終了後、自社株買いの実施と増配を発表したことが好感された。自社株買いは3900万株(発行済み株式数の2.97%)、500億円を上限としており、取得期間は10月27日から17年3月31日まで。また、未定としていた期末配当は28円とし中間配当23円と合わせ、年間配当は51円(前期比5円25銭増)とすることも明らかにした。同時に発表された第2四半期(4~9月)の連結純利益は前年同期比11.9%減の1421億5000万円だった。
ユアテック<1934.T>=大幅高。同社は東北電力系の電気工事会社で足もとの業績はビル建築など高水準の民間需要を背景に好調を維持、26日取引終了後に発表した17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算では売上高が1017億4000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は48億8500万円(同6.5%増)と増収増益だった。また、年間配当を従来予想の12円から8円増額し20円に増額、前期比でも5円の増配となることから、これを評価する買いが集中した格好だ。
リンコーコーポレーション<9355.T>=急騰。同社は日ロ貿易の窓口である新潟県に本拠を置く港湾運送業大手で、新潟市と佐渡島でホテル経営も行っており、ロシア関連の穴株として市場の注目を集めている。急騰後だけに目先筋の利益確定売りも出やすいが、年間3円配当を実施しながらPBRが依然として解散価値を大幅に下回る0.4倍前後と割安感が際立っており、投機資金の継続的な買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
朝日ラバー<5162.T>=一時ストップ高。27日付の化学工業日報が「朝日ラバーのプラズマ気流制御電極が、今年度の福島県産総研連携再生可能エネルギー等研究開発補助事業補助金の研究テーマに採択された」と報じたことが刺激となっているもよう。同社はこの内容について既に25日に発表しているが、改めて材料視されているようだ。採択されたのは、同社が産業技術総合研究所の福島再生可能エネルギー研究所から支援を得て技術開発を進めている「風車用プラズマ気流制御用電極の特性評価」事業。今後はこの特性評価の内容を検証するとともに、風車以外にも空気の流れの制御に関する市場調査と製品開発を進めていくとしている。
大豊工業<6470.T>=後場に入って急伸。同社はきょう午後2時に、17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は33億6900万円(前年同期比16.8%増)となり、従来計画の29億円を上回って着地した。売上高は539億2600万円(同2.4%増)となった。主力の自動車部品関連事業の売上高が449億9000万円(同2.9%増)となったことが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
オリックス<8591.T>=急伸。同社は26日の取引終了後、自社株買いの実施と増配を発表したことが好感された。自社株買いは3900万株(発行済み株式数の2.97%)、500億円を上限としており、取得期間は10月27日から17年3月31日まで。また、未定としていた期末配当は28円とし中間配当23円と合わせ、年間配当は51円(前期比5円25銭増)とすることも明らかにした。同時に発表された第2四半期(4~9月)の連結純利益は前年同期比11.9%減の1421億5000万円だった。
ユアテック<1934.T>=大幅高。同社は東北電力系の電気工事会社で足もとの業績はビル建築など高水準の民間需要を背景に好調を維持、26日取引終了後に発表した17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算では売上高が1017億4000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は48億8500万円(同6.5%増)と増収増益だった。また、年間配当を従来予想の12円から8円増額し20円に増額、前期比でも5円の増配となることから、これを評価する買いが集中した格好だ。
リンコーコーポレーション<9355.T>=急騰。同社は日ロ貿易の窓口である新潟県に本拠を置く港湾運送業大手で、新潟市と佐渡島でホテル経営も行っており、ロシア関連の穴株として市場の注目を集めている。急騰後だけに目先筋の利益確定売りも出やすいが、年間3円配当を実施しながらPBRが依然として解散価値を大幅に下回る0.4倍前後と割安感が際立っており、投機資金の継続的な買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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