プラズマがカイ気配、成膜装置メーカーの設備投資好調受け１７年８月期業績予想を上方修正

　アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>がカイ気配スタートとなっている。前週末１３日の取引終了後、１７年８月期の連結業績予想について、売上高を５７億９３００万円から６３億４７００万円（前期比１９．４％増）へ、営業利益を４億４４００万円から６億８４００万円（同３．７倍）へ、純利益を２億８６００万円から４億７３００万円（同１６．９倍）へ上方修正したことが好感されている。

　スマートフォンなどのディスプレー向け成膜装置メーカーの設備投資が好調に推移したことを受けて、主力の半導体・液晶関連事業の売上高が前回予想を上回っていることが要因。また、海外生産子会社で製造原価の低減に奏功したことも寄与する。

　なお、同時に発表した第１四半期（１６年９～１１月）決算は、売上高１５億４２００万円（前年同期比２７．３％増）、営業利益３億２４００万円（同１５．４倍）、純利益２億４８００万円（同２４．８倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）