マブチは後場上げ幅拡大、２２年１２月期営業利益は１２％増益の見通し

　マブチモーター<6592.T>は後場上げ幅拡大。同社はきょう午後０時３０分に、２２年１２月期連結業績予想について、売上高１４８０億円（前期比１０．０％増）、営業利益１５５億円（同１２．３％増）、純利益１２３億円（同１３．７％減）、年間配当予想は１３５円（前期は１１５円）と開示した。市況品の上昇や研究開発費増額などの減益要因はあるものの、販売数量増加や売価・プロダクトミックスの改善といった増益要因が上回る見通し。２１年１２月期連結営業利益は１３８億円（前の期比７．０％増）だった。

　あわせて、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を実施するとともに、株主還元及び資本効率の向上を図るため、１２０万株（発行済み株式総数に対する割合１．８％）もしくは３０億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。取得期間は２月１６日～３月２４日。これによって取得する全株式は消却する予定としており、こちらも好感されているようだ。

出所：MINKABU PRESS