山洋電、今期税引き前を11％下方修正

　山洋電気 <6516> が10月30日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期の連結税引き前利益を従来予想の111億円→99億円(前期は85.4億円)に10.8％下方修正し、増益率が30.0％増→15.9％増に縮小する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結税引き前利益も従来予想の55億円→51.2億円(前年同期は39.9億円)に6.8％下方修正し、増益率が37.7％増→28.3％増に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期の業績予想につきましては，半導体製造装置メーカ各社が生産調整を実施したことに加え，米中貿易摩擦を契機に中国での設備投資全般が縮小傾向となったため，受注が低調となりました。このため，売上収益，利益ともに前回予想を下回る見込みとなりましたので，業績予想を修正いたします。　通期の業績予想につきましては，第２四半期の業績を踏まえ，上記のとおり業績予想を修正いたします。　（注１）2017年10月１日付で普通株式５株を１株に併合しています。これにともない前連結会計年度の期首に当該株式併合がおこなわれたと仮定し，基本的１株当たり四半期利益を算定しています。　（注２）本資料に掲載されている業績見通し等の記述は，当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており，実際の業績等は，今後様々な要因により異なる場合があります。