メガバンクは堅調推移、三井住友は後場上昇幅縮小◇

　三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.Ｔ>などメガバンクは底堅く推移。前日のイエレン米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長による利上げに前向きな「タカ派」的発言を受け、急激なドル高・円安が進むとともに、米長期金利が上昇。大手銀行には利ザヤ拡大による収益増への期待が膨らんでいる。ＪＰモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカといった米大手銀行の昨年１０～１２月期の業績が好調なことも、大手邦銀の買い要因となっている。ただ、東芝<6502.Ｔ>の損失拡大の報道が流れるなか、主力取引行である三井住友銀行を傘下に持つ三井住友フィナンシャルグループ<8316.Ｔ>は後場にかけ上昇幅を縮小するなど、株価の勢いには差も出ている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）