ユーシン精機は後場急落、１７年３月期の連結業績下方修正を嫌気

　ユーシン精機<6482.T>は後場急落している。同社は１０日午後１時３０分、１７年３月期の連結業績の下方修正を発表した。売上高を２００億円から１９３億４６００万円（前の期比８．５％減）、営業利益３２億円を２１億１２００万円（同３１．５％減）へ、最終利益１９億８０００万円を１３億８０００万円（同２７．７％減）へそれぞれ減額した。

　取出ロボットの販売が伸び悩んだことで売上高が当初予想を下回り、昨年１１月に稼働した社内基幹システムの立ち上げによる費用増加や、同年１２月の新本社への移転などに伴う費用も利益を圧迫した。

　なお、同社は同時に１８年３月期の連結業績予想を発表し、売上高２１０億円（前期比８．５％増）、営業利益２７億円（同２７．８％増）、最終利益１９億円（同３７．７％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）