ヤマダコーポ、今期経常を7％上方修正

　ヤマダコーポレーション <6392> [東証２] が2月7日後場(13:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比58.7％増の13億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15億円→16億円(前期は12.7億円)に6.7％上方修正し、増益率が17.9％増→25.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.5億円→7.5億円(前年同期は7.1億円)に15.2％増額し、一転して6.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比75.8％増の4.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.5％→16.2％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきまして、新型コロナウィルス感染症再拡大の影響により、今後の市況動向や為替相場の先行き等につきましては不透明感が拭えない状況ではありますが、第３四半期連結累計期間において、為替環境は当初予想よりも円安で推移し、また、営業費用及び管理費用が当初予想よりも低く抑えられたこと等により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回の予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上記のとおり修正いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により、これらの予想数値とは異なる場合があります。