フロイント、9-11月期(3Q)経常は46％増益、今期配当を5円増額修正

　フロイント産業 <6312> [ＪＱ] が1月6日大引け後(15:30)に決算を発表。17年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比89.5％増の14.8億円に拡大し、通期計画の19億円に対する進捗率は78.2％に達し、5年平均の69.5％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した12-2月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比32.1％減の4.1億円に落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前期は1→2の株式分割前で25円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比46.2％増の7.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.8％→12.6％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、株主価値の極大化を経営の最重要課題と位置づけており、その成果については事業環境の変化に対し機動的かつ適切に対処できるよう企業体質の強化を図りつつ、株主の皆様への利益配分を図りたいと考えております。　　平成28年４月５日に公表いたしました平成29年２月期の期末配当金（予想）は、平成28年３月１日付の１株につき２株の株式分割を考慮した場合、前期実績比１株当たり２円50銭増配の普通株式１株当たり15円となります。　また当社は平成28年７月をもって、おかげさまで上場20周年を迎えることができました。これもひとえに株主のみなさまをはじめ、関係各位の長年にわたるご支援の賜物と心から感謝申し上げます。　つきましては、株主のみなさまのご支援に感謝の意を表するため、平成29年２月期の期末配当金（予想）は、普通株式の１株当たり15円の普通配当に上場20周年記念配当５円を加えた、１株当たり20円に修正させていただくことといたしました。