コマツなど中国関連株は安い、中国７～９月期ＧＤＰに反応限定的

　コマツ＜6301.T＞や日立建機<6305.T>、ファナック＜6954.T＞など中国関連株は安い。午前１１時に発表された中国の２０１４年７～９月期実質国内総生産（ＧＤＰ）の伸び率は前年同期比７．３％増となった。この発表を受けた中国関連株の反応は限定的。コマツは、ＧＤＰ発表直後にやや値を戻したが、その後、再度、売り直されている。７～９月期の中国ＧＤＰは市場予想（７．２％増）を上回ったものの、４～６月期の７．５％からは減速した。また、７．３％成長は０９年１～３月期以来、５年半ぶりの低い水準であり、市場では中国の景気の先行きを懸念する見方が依然、強まっている。

コマツの株価は１１時３０分現在２３５５．５円（▼４１．０円）
日立建機の株価は１１時３０分現在１９７４円（▼３１円）
ファナックの株価は１１時３０分現在１万８４１０円（▼２８５円）




出所：株経通信（株式会社みんかぶ）