瑞光は急落、１７年２月期業績・配当予想を下方修正

　瑞光<6279.T>は急落。２２日の取引終了後、１７年２月期の連結業績予想について、売上高を３５０億円から２７８億５０００万円（前期比１７．０％減）へ、営業利益を３８億９５００万円から１８億９５００万円（同４８．１％減）へ、純利益を２６億７５００万円から９億５５００万円（同６２．０％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　受注確度が高いと判断していた案件の一部について、商談が来期以降にずれ込み売上高が計画を下回った。また、競合他社との価格競争が激化し価格引き下げ圧力が強まったことや、円高が進み、海外子会社の円換算後の業績が目減りしたことなども響いたとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、従来４５円を予定していた期末配当を２５円に引き下げるとあわせて発表しており、これも弱材料視されているようだ。年間配当は６５円（従来予想８５円）となり、前期実績の９０円に対しては２５円の減配となる。

　なお、第３四半期累計（２月２１日～１１月２０日）決算は、売上高２１６億８９００万円（前年同期比５．８％減）、営業利益１４億９９００万円（同３１．２％減）、純利益９億３７００万円（同３４．６％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）