タツモが急反発、第１四半期大幅営業増益で業績上振れ期待高まる

　タツモ<6266.T>が急反発し、分割を考慮すると０４年７月以来の高値水準となっている。１５日の取引終了後に発表した第１四半期（１～３月）連結決算が、売上高３０億３５００万円（前年同期比２４．６％増）、営業利益４億３５００万円（同５２．５％増）、純利益３億９４００万円（同５６．７％増）と大幅営業増益となり、上期計画の営業利益４億４１００万円に対する進捗率が９９％となったことから、業績の上振れ期待が高まっているようだ。

　半導体メーカーの設備投資活発化を受けて、プロセス機器事業の半導体装置部門や搬送装置部門が好調に推移した。また、国内子会社の生産性向上で金型・樹脂成型事業の収益が改善したことも寄与した。

　なお、１７年１２月期通期業績予想は売上高１６２億８２００万円（前期比４３．７％増）、営業利益１３億９５００万円（同３．６％増）、純利益１１億８１００万円（同８．０％減）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）