ヒラノテクシードが東証２部の値上がり率トップ、１７年３月期業績・配当予想を上方修正

　ヒラノテクシード<6245.T>が急反発して、一時、前週末比１３０円（１３．８％）高の１０７５円まで買われ、１０時３０分現在で東証２部の値上がり率トップとなっている。前週末４日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を１７５億円から２００億円（前期比９．１％増）へ、営業利益を１４億５０００万円から１９億９５００万円（同２．３％増）へ、純利益を１１億５０００万円から１５億５０００万円（同１６．５％増）へ上方修正したことが好感されている。

　受注が比較的堅調に推移していることに加えて、生産性の向上によるコストダウンの効果等から原価率が低減していることが寄与したという。

　また、業績予想の修正に伴い、従来、中間・期末各１０円の年２０円を予定していた配当について、各１２円の年２４円に引き上げるとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期の年２０円に対しては４円の増配となる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）