日東工器が４日続伸、国内有力証券は新規「Ｂ＋」でカバレッジ開始

　日東工器<6151.T>が４日続伸。岩井コスモ証券は１０日、同社株の投資判断を新規「Ｂ＋」としカバレッジを開始した。目標株価は２６００円としている。カプラなど迅速流体継手事業や鋼材の穴あけ機械など機械工具事業などを手掛ける。主力製品のカプラは、液体や気体、各種流体を流す配管をつなぎ留める部材で国内シェア約５割を誇る。１７年３月期の連結営業利益は、円高などの影響を考慮し会社側では前期比１７％減の４２億３０００万円を見込むが、カプラの売り上げ増もあり、同証券では４５億円への増額修正を予想。１８年３月期は同５０億円への増益を見込む。今後、食品工場など新規案件へのカプラは納入も見込め、業績拡大のペースは加速すると予想している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）