ディスコが反発、国内有力証券は「Ｂ＋」に引き上げ

　ディスコ<6146.T>が反発。国際半導体製造装置材料協会が発表した７月の北米地域のＢＢレシオが１．０５倍と４カ月ぶりに上昇したことなどが好感されている。

　また、岩井コスモ証券は２３日、同社株の投資判断を「Ｂ」から「Ｂ＋」に引き上げた。目標株価は１万円から１万２９００円に見直した。第１四半期（４～６月）の連結営業利益は前年同期比３０％減の６９億２８００万円だったが、期初の会社予想（５８億円）は上回った。台湾や３次元ＮＡＮＤメモリーメーカーからの引き合いが増えている様子だ。半導体の前工程の設備投資は活発であり、「一定のライムラグをもって同社が製造する半導体後工程の創造装置の需要が活発化する」と予想。１７年３月通期の連結営業利益は前期比１５％減の２５９億円を見込んでいるが、１８年３月期は今期推定比１６％増の３００億円と急回復を予測している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）