【買い】リクルートホールディングス(6098)：上場来高値をまっしぐら、高採算を維持した安定成長を評価◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

テクニカル面では短期上昇トレンドが出現

業種：サービス業
時価総額 36000億円
PER:29.81倍
PBR:4.64倍


【第１四半期２ケタ営業増益を好感】
8/10に発表した決算では、人手不足を追い風に国内の人材派遣事業が伸長したことに加えて、前期に買収したオランダの人材派遣会社ＵＳＧピープル社の業績が期首から寄与したことが影響した。また、求人情報専門検索エンジンサイト「Ｉｎｄｅｅｄ」ＨＲテクノロジー事業が引き続き好調だったことも貢献した。上場する人材関連企業は多いが、時価総額の大きい同社株には今期は機関投資家とみられる大口の買いも観測されている。なお、18年3月期通期業績予想は、営業利益1855億円（同4．1％減）の従来見通しを据え置いている


【日経平均入れ替え候補】
市場では新規採用候補としての思惑もあり先高感に繋がっている。
定期入れ替えに伴うリバランスは9月29日の大引けで行われる見通し。


【テクニカル面では短期上昇トレンドが出現】
日足の一目均衡表では昨日三役好転で短期上昇波動が出現する。
先週にはゴールデンクロスも達成しテクニカル妙味も急浮上している。


販促メディア事業・人材メディア事業・人材派遣事業等を展開。海外人材募集領域で集客投資を強化し今期大きく収益に寄与。分譲マンションなど住宅分野も展開し、美容分野も手掛ける。