エスクローＡＪが３連騰、金融や行政向けサービスの共同開発で日本ＡＴＭと基本合意

　エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が３連騰となっている。午前９時ごろ、日本ＡＴＭ（東京都港区）と、金融機関および行政機関向けサービスの共同開発を行うことで基本合意したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　今回の共同開発では、不動産取引の専門分野に特化した大量取引事務のローコストオペレーション体制と全国の専門家ネットワークを活用し、金融機関などに対する業務支援サービスを提供するエスクローＡＪと、２４時間３６５日稼働のＡＴＭオペレーションセンターを核に、マーケットシェア５０％を誇るＡＴＭ監視アウトソーシングなどを手掛ける日本ＡＴＭの強みを持ち寄り、特に相続事務および融資事務分野において、新たな集中処理サービスを共同開発するというもの。

　まずは年内にも、日本ＡＴＭが運営する「銀行手続の窓口」に来店する個人の客向けに、エスクローＡＪグループの相続手続支援サービス「ＺＯＯＫ」を提供。また、エスクローＡＪの専門的サービスを日本ＡＴＭの取引先金融機関に案内するという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）