日フイルコンが続急伸、太陽光発電システム設備販売好調で１７年１１月期業績予想を上方修正

　日本フイルコン<5942.T>が続急伸し、年初来高値を更新している。３日取引終了後、１７年１１月期の連結業績予想について、売上高を２７０億円から２８０億円（前期比２．７％増）へ、営業利益を１３億５０００万円から１４億５０００万円（同２３．５％減）へ、純利益を１１億５０００万円から１９億円（同１４．４％増）へ上方修正したことが好感されている。

　電子部材・フォトマスク事業における太陽光発電システム設備販売の受注が好調であることに加えて、第１四半期（１６年１２月～１７年２月）決算で繰延税金資産の追加計上による法人税等でマイナス７億９００万円を計上したことなどが要因としている。

　なお、同時に発表した第１四半期決算は、売上高６７億８５００万円（前年同期比４．２％増）、営業利益５億３６００万円（同４１．１％増）、純利益１２億３５００万円（同４．１倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）