日精線が連日の年初来高値、国内有力証券が投資判断「Ａ」でカバレッジ開始

　日本精線<5659.T>が４日続伸し、連日で年初来高値を更新している。岩井コスモ証券が１７日付で投資判断を新規に「Ａ」、目標株価１０４０円でカバレッジしたことが好材料視されているようだ。

　足もとで自動車の各種ボルト材料や半導体ガス用フィルタなど収益性の高い独自製品の販売好調が続いており、第１四半期は営業利益が約２．８倍と大幅増益を達成し、早々と上方修正を発表した。ただ、同証券では、足もとの事業環境は受注好調が継続し、工場ではフル生産が続いていることから、１８年３月期の営業利益を会社計画の３４億円を上回る３６億円と予想。１９年３月期も４０億円と２ケタ増益継続を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）