日新製鋼が冴えない、原料炭価格の急激な上昇で１７年３月期業績予想を下方修正

　日新製鋼<5413.T>が冴えない。前週末４日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、営業利益を１７０億円から１１０億円（前期比９．０％増）へ、純利益を７５億円から３０億円（前期６６億１３００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　売上高は従来予想の５１６０億円（前期比５．７％減）を据え置いたものの、原料炭価格の急激な上昇を受けて、大幅なコストアップが見込まれることが要因という。また、業績予想の修正に伴い従来未定としてた中間配当を無配にするとあわせて発表した。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高２５１７億円（前年同期比９．１％減）、営業利益４２億８６００万円（同３２．４％減）、最終利益３２００万円（同９８．４％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）