フジミインコ、今期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　フジミインコーポレーテッド <5384> が2月2日大引け後(16:20)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比64.3％増の97.4億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の117億円→122億円(前期は77億円)に3.8％上方修正し、増益率が52.4％増→58.3％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の53.9億円→58.4億円(前年同期は40.1億円)に8.3％増額し、増益率が34.3％増→45.5％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の170円→180円(前期は115円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.6％増の33.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の20.8％→24.8％に上昇した。

株探ニュース