朝日ラバーが後場カイ気配スタート、工業用ゴム事業上振れで１７年３月期業績予想を上方修正

　朝日ラバー<5162.T>が後場カイ気配スタート。この日正午ごろ、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を６３億５００万円から６４億７３００万円（前期比８．３％増）へ、営業利益を４億４００万円から４億５１００万円（同９０．３％増）へ、純利益を２億７８００万円から３億２３００万円（同２．５倍）へ上方修正したことが好感されている。

　上方修正は、工業用ゴム事業でＡＳＡ ＣＯＬＯＲ ＬＥＤなどの自動車関連製品の受注が海外向けで好調に推移したことに加えて、生産性向上の取り組みが進んでいることが要因。また、為替相場が足もとで円安基調に転じていることも寄与するとしている。

　あわせて発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）決算は、売上高４７億５９００万円（前年同期比８．９％増）、営業利益３億５５００万円（同２．９倍）、純利益２億７８００万円（同３．２倍）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）