大成ラミックは急反落、公募増資による１株利益の希薄化を懸念

　大成ラミック<4994.T>は急反落。株価は一時、前日に比べ８％安に売られた。２０日の取引終了後、公募増資を発表しており、１株当たり利益の希薄化を懸念した売りが膨らんだ。６５万株の公募と上限９万７５００株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。公募に伴う調達資金は最大で約２１億１９６４万円で、包装フィルム製造機設備などの生産能力増強や研究開発などに充てる。発行済み株式数は最大で約１２％増える見込み。発行価格は２月２８日から３月３日のいずれかの日に決定する。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）