新田ゼラチン、今期経常を40％下方修正、配当は4円増額

　新田ゼラチン <4977> が2月8日大引け後(15:10)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比49.9％減の5億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→6億円(前期は10億円)に40.0％下方修正し、減益率が0.9％減→40.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4億円→600万円(前年同期は4億円)に98.5％減額し、一転して98.5％減益計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の12円→16円(前期は12円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は0.9億円の赤字(前年同期は3.9億円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の3.3％→1.3％に悪化した。

株探ニュース