アジア事業を加速させる。インドの携帯電話会社を通じて近くゲームを配信する。世界中どこでも同じ端末で映像をやり取りできる「第3世代携帯電話」がアジアでも普及し始めている。コンテンツ需要も今後は拡大すると判断、人口増加が続くアジアで収益を稼ぐ体質を目指す。 　インドのコンテンツ配信会社、エステュートシステムズテクノロジー（インドール市）と組み、携帯電話大手のタタ・テレサービシズ（ムンバイ市）の利用者にゲームを提供する。09年5月までにタタ以外の大手携帯電話会社にも配信先を広げる考えだ。最初に提供するのは怪物を倒すアクションゲーム「サイキックスパイク」の英語版。販売価格は49ルピー（約93円）。月に1本のペースで新作を追加する。インド国内での第3世代携帯電話の普及状況やコンテンツの利用動向を分析し、2年以内に現地法人を設立するかどうかを決める。newsミミ