ＩＳＩＤが後場プラスに浮上、第１四半期は実質減収減益もアク抜け感強まる

　ＩＳＩＤ<4812.T>が後場プラスに浮上してきている。午後１時２０分ごろに第１四半期（１～３月）連結決算を発表し、実質大幅減益となったが、前日まで４日続落となっていただけに決算発表通過でアク抜け感が強まっているようだ。

　第１四半期は、売上高２０１億２７００万円、営業損益２０億２７００万円、純利益１６億５００万円となった。前期に決算期変更を行ったため前年同期との比較はないが、会社側によると実質１７．８％減収、４０．５％営業減益、７．６％最終増益となったという。大型案件のピークアウトや主要顧客の決算期変更などが響いたという。なお、最終利益は前年同期にデータセンターのサービス終了に伴う費用を計上した反動で増益となった。

　なお、１６年１２月期通期業績予想は、売上高８２０億１３００万円、営業利益５７億円、最終利益３８億７１００万円の従来予想を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）