構造計画は今６月期２０％増収、経常７３％増益見込む

　構造計画研究所＜4748.T＞は１４日取引終了後に未開示だった今１４年６月期の業績見通しを発表した。単独売上高１０５億円（前期比１９．６％増）、経常利益８億４０００万円（同７３．０％増）と大幅増収増益を見込んだ。第３四半期（７～３月）決算は、売上高８２億９８００万円（前年同期比４０．６％増）、経常利益８億５１００万円（前年同期３０００万円の赤字）と大幅増収で損益が急改善しており、第３四半期の実績を踏まえ、予想数字を試算した。
　第３四半期は防災・耐震関連の解析コンサルティングや住宅向けシステム開発が大きく伸び、収益性が急速に高まった。ただ、通期は第４四半期の売上高が前年同期を下回るとの予測に基づき、売上原価、販管費などの水準を考慮、経常利益、純利益ともに第３四半期実績を下回ると予想している。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）