クリップ、前期経常を一転68％減益に下方修正

　クリップコーポレーション <4705> [東証Ｓ] が5月13日午前(10:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の2億7300万円→5900万円(前の期は1億8300万円)に78.4％下方修正し、一転して67.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2億6000万円→4600万円(前年同期は1億円)に82.3％減額し、一転して54.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度におきまして、消費マインドの冷え込み等による入会者数の減少から、主力事業である教育事業の平均生徒数実績が、予想比257名減（3.9％減）と予想を下回る水準で推移しました。スポーツ事業の平均生徒数実績も、予想比527名減（11.4％減）と予想を下回っております。利益面につきましては、子会社において、学習塾の事業譲受や新規事業への進出（就業支援事業、ボイストレーニング教室、とんかつ店等）を進め、費用が先行しております。　以上の主な要因により、連結売上高は予想比１億84百万円減少し、連結営業利益は、予想比82.6％減、連結経常利益は予想比78.1％減、親会社株主に帰属する当期純利益は予想比47.1％減となりました。　なお、配当金額につきましては、１株当たり45円の予想を据え置いております。