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「急拡大カーシェアリング、身近なインフラ目指す次の一手は?(2)」タイムズ24・秋田勝之企画運営担当部長に聞く!<直撃Q&A>

「急拡大カーシェアリング、身近なインフラ目指す次の一手は?(2)」タイムズ24・秋田勝之企画運営担当部長に聞く!<直撃Q&A> ※(1)から続く

Q3 16年10月期のタイムズカープラスの売上高は186億2000万円(前の期比29.0%増)、営業利益は28億5000万円(同2.3倍)となりました。この要因は?

秋田 14年10月期に運営台数が1万台を超えたのをきっかけに規模のメリットが顕在化し始め、黒字化しました。具体的には、それまで1台しか置いていなかった拠点に複数台置き、また一定のエリア内に複数の拠点を展開することで、認知度が向上し利用機会が増えるとともに、メンテナンスなどの効率化により1台当たりのコストを抑えることができるようになりました。

 16年10月期では1台当たり、月間売り上げは10万4900円と前の期から2600円増加している一方、月間費用は8万8800円と同4500円低下し、結果として月間営業利益は1万6100円と同7100円の増加となりました。さらに筋肉質な体制とすることで、月間営業利益を早期に2万円まで高めていきたいと考えています。

Q4 今後の具体的な目標や取り組みを教えてください

秋田 鉄道や飛行機を1次交通とした場合、2次交通としてバスやタクシーと同様に、カーシェアリングを選んでもらうためには身近なインフラであることがポイントになります。そのために、20年までに運営台数を3万台に増やすことを目標にしており、17年10月末までには2万台にする計画です。また、駅の数より多く拠点を設けることも重要と考えており、拠点の拡大にも取り組んでいきたいと思います。

 全車にバックモニターを搭載するなど安全面をさらに強化し、安心して運転していただけるような環境づくりを進めていきます。もちろんコストはかかりますが、必要な投資はしっかりと行い、今後も利用者の満足度を高めることを主眼においてサービスを展開していきたいと思います。

 新たな取り組みとして、国土交通省などと共同で道路空間を活用したカーシェアリングの社会実験が今月から東京・大手町でスタートしました。これは国内で初めて公道上に拠点を設け、1人乗り超小型電気自動車(EV)を目的地で乗り捨てできることが大きな特徴です。この取り組みはビジネスや観光での利用を想定しており、将来的にあらゆる地域に拠点を広げるための検証をしています。

(聞き手・三宅和仁)

<プロフィール>(あきた・かつゆき)
 タイムズカープラス事業部企画運営担当部長。2012年7月にタイムズサービス株式会社に入社。13年11月より品質統括本部の事業推進部長として主にタイムズカープラスメンテナンス業務移管を担当し、14年11月よりタイムズサービス東京西支店の支店長に従事。16年11月よりタイムズ24に転籍異動し現職。



出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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