サニックスが大幅３日続落、太陽光発電事業で工事できない案件発生など響く

　サニックス<4651.T>が大幅３日続落。前週末１５日の取引終了後、集計中の１６年３月期連結業績について、売上高が従来予想の６２４億１０００万円から６１９億３０００万円（前の期比３５．２％減）へ、営業損益１７億２０００万円の赤字から２１億３０００万円の赤字（前期３１億４２００万円の赤字）へ、最終損益を２４億８０００万円の赤字から３８億５０００万円の赤字（同４９億６６００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　太陽光発電事業において、一部接続負担金の回答が得られず工事できなかった案件があったことに加えて、環境資源開発事業部門で受け入れた廃プラスチックのうち燃料とならなかったものの処分費用が想定を上回ったことなどが要因としている。また、店舗など統廃合に伴い発生する費用を減損損失として約１億５０００万円を特別損失として計上することも利益を押し下げた。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）