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2024年 4 月 30 日
ペ プ チ ド リ ー ム 株 式 会 社
各 位
ペプチドリームと Novartis 社、
ペプチド創薬における提携を拡大
ペプチドリーム株式会社(代表取締役社長:リード・パトリック、本社:神奈川県川崎市、以下「当社」)は、本日スイスに本社のあるNovartis Pharma AG(「Novartis社」、ニューヨーク証券取引所 ticker code: NVS)とのペプチド創薬における提携を拡大することになりましたので、お知らせいたします。本契約に基づき、当社は独自の創薬開発プラットフォーム技術であるPDPS®(Peptide Discovery Platform System)を用いて、Novartis社が選定する複数の標的に対する新たな環状ペプチドの同定・最適化を実施いたします。こうした取り組みは、放射性核種との複合体(「放射性リガンド療法」または「RLT」)、およびその他アプリケーションによる治療薬・診断薬の開発を目的としています。
本契約は、2019年に発表されたペプチドー薬剤複合体(PDC)の共同研究開発の取り組みを拡大するもので、Novartis社への当社のPDPS®の技術ライセンス(2015年に実施)を含め、2010年に最初の共同研究開発を開始して以来、両社間で進めてきた長期にわたる創薬開発への取り組みをさらに強化するものです。
本契約に基づき、当社はNovartis社から契約一時金として180百万ドル(約280.3億円*1)を受領いたします。また今後、特定の開発、承認、販売マイルストーンフィーとして総額で27.1億ドル(約4,220.3億円*1)を受け取る可能性があります。さらに当社は、本取り組みから製品が上市した場合に当該製品の正味売上高に応じて段階的に比率が定められた売上ロイヤルティ―を受領する可能性があります