大塚ＨＤが５日ぶり反発、経費縮小の取り組み奏功し６月中間期業績は計画上振れ

　大塚ホールディングス<4578.T>が５日ぶりに反発している。この日寄り前に、集計中の第２四半期累計（１～６月）連結業績について、売上高は６０８０億円から５９００億円（前年同期比２０．９％減）へ下振れたものの、営業利益は２５０億円から６５０億円（同３７．０％減）へ、純利益は２００億円から４５０億円（同３５．２％減）へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　円高の影響で売上高は未達となるものの、研究開発費を含む経費の縮小を図ったことが業績上振れにつながったという。また、経費の効率化や一部研究開発費の発生が第３四半期以降に繰り越されたことなども寄与したとしている。なお、決算発表は８月９日を予定している。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）