アステラス薬はシムジアとイリボー錠で効能・効果追加承認を取得

　アステラス製薬<4503.T>はこの日の取引終了後、ユーシービージャパン（東京都新宿区）と共同で開発・商業化を進めている、ＰＥＧ化ＴＮＦアルファ（腫瘍壊死因子アルファ）阻害薬「セルトリズマブ　ペゴル」（国内での一般製品名はシムジア）について、効能・効果の追加に関する一部変更承認を取得したことを発表した。原則としてシムジアの使用は既存治療で効果不十分な関節リウマチに限定されていたが、今回の承認により、抗リウマチ薬による治療歴がない場合でも関節の構造的損傷の進展リスクが高いと推測される患者に対する投与が可能になった。また同社は、、下痢型過敏性腸症候群治療剤「イリボー錠」について、女性における下痢型過敏性腸症候群に関する効能・効果追加の承認を取得したことも発表している。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）