ボリンジャーバンドが+2σ超え。順張りのチャンスか
■注目銘柄
武田薬品工業㈱(4502)
■注目理由
日本の製薬会社。国内製薬会社で最大の売上高を誇る。1781年創業、1925年設立。本社所在地は大阪府大阪市。2015年3月、グラクソ・スミスクライン出身のクリストフ・ウェバーがCEOに就任した。
平成28年度3月期の業績見通しは、売上収益1兆8,200億円(前期比+422億円)、研究開発費3,300億円(同+521億円)、営業利益1,050億円(同+2,343億円)、税引前当期利益1,150億円(同+2,604億円)、当期利益680億円(同+2,138億円)と予想されている。
平成27年3月期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)における連結経営成績は、売上収益1兆7,778.2億円(前期比+5.1%)、営業利益△1,292.5億円(前期実績1,392.7億円)、税引前利益△1,454.3億円(前期実績1,588.5億円)、当期利益△1,430.3億円(前期実績1,095.5億円)、親会社の所有者に帰属する当期利益△1,457.7億円(前期実績1,066.5億円)、当期包括利益合計額△1,808.6億円(前期実績3,436.6億円)。国内では高血圧症治療剤「アジルバ」や高脂血症治療剤「ロトリガ」の売上が前期から大幅に伸長、米国では多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」の伸長に加え、昨年に販売を開始した潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「エンティビオ」が極めて順調に売り上げを伸ばした。欧州では悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス」が引き続き伸長している。さらに為替レートが円安になった影響は増加要因であった一方、高血圧症治療剤「カンデサルタン」(国内製品名「ブロプレス」)、消化性潰瘍治療剤ランソプラゾール(国内製品名「タケプロン」)をはじめとした大型製品の特許切れによる後発品の浸透や国内における薬価改定で一部減収となった。利益面では、売上収益の増加で売上総利益は前期比+4.6%の増益となったが、販売費および一般管理費、研究開発費、製品に係る無形資産償却費および現存損失が増加した。当期利益は、営業利益が大幅に減益となったことに加え、金融資産売却益減少や繰延税金資産の回収可能性の見直しと実効税率変更の影響で税金費用が増加したことにより、やはり大幅減益となった。
(出典:平成27年3月期決算短信〔IFRS〕(連結))
株価は7月16日時点で4日続伸、一時前日比71円高の6,284円まで買われた。15日に、新規経口プロテアソーム阻害薬イキサゾミブ(開発コードMLN9708)について、再発・難治性の多発性骨髄腫を対象とした販売許可申請を米国食品医薬品局(FDA)に提出したことを発表した。今回の米国における申請が、初めてのイキサゾミブの申請となる。欧州などの申請は今後、順次実施予定。
(2015年7月16日 Kabutanニュース)
4月頃からレンジ相場に入っているように見えるが26週移動平均線は堅調に推移している。直近の動きを見るとボリンジャーバンドで+2σを超える水準に来ており、今後強いトレンドが発生するのではないか。
直近の株価はPER71.59倍、PBR2.28倍、配当利回り2.91%となっている。
武田薬品工業㈱(4502)
■注目理由
日本の製薬会社。国内製薬会社で最大の売上高を誇る。1781年創業、1925年設立。本社所在地は大阪府大阪市。2015年3月、グラクソ・スミスクライン出身のクリストフ・ウェバーがCEOに就任した。
平成28年度3月期の業績見通しは、売上収益1兆8,200億円(前期比+422億円)、研究開発費3,300億円(同+521億円)、営業利益1,050億円(同+2,343億円)、税引前当期利益1,150億円(同+2,604億円)、当期利益680億円(同+2,138億円)と予想されている。
平成27年3月期(平成26年4月1日~平成27年3月31日)における連結経営成績は、売上収益1兆7,778.2億円(前期比+5.1%)、営業利益△1,292.5億円(前期実績1,392.7億円)、税引前利益△1,454.3億円(前期実績1,588.5億円)、当期利益△1,430.3億円(前期実績1,095.5億円)、親会社の所有者に帰属する当期利益△1,457.7億円(前期実績1,066.5億円)、当期包括利益合計額△1,808.6億円(前期実績3,436.6億円)。国内では高血圧症治療剤「アジルバ」や高脂血症治療剤「ロトリガ」の売上が前期から大幅に伸長、米国では多発性骨髄腫治療剤「ベルケイド」の伸長に加え、昨年に販売を開始した潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「エンティビオ」が極めて順調に売り上げを伸ばした。欧州では悪性リンパ腫治療剤「アドセトリス」が引き続き伸長している。さらに為替レートが円安になった影響は増加要因であった一方、高血圧症治療剤「カンデサルタン」(国内製品名「ブロプレス」)、消化性潰瘍治療剤ランソプラゾール(国内製品名「タケプロン」)をはじめとした大型製品の特許切れによる後発品の浸透や国内における薬価改定で一部減収となった。利益面では、売上収益の増加で売上総利益は前期比+4.6%の増益となったが、販売費および一般管理費、研究開発費、製品に係る無形資産償却費および現存損失が増加した。当期利益は、営業利益が大幅に減益となったことに加え、金融資産売却益減少や繰延税金資産の回収可能性の見直しと実効税率変更の影響で税金費用が増加したことにより、やはり大幅減益となった。
(出典:平成27年3月期決算短信〔IFRS〕(連結))
株価は7月16日時点で4日続伸、一時前日比71円高の6,284円まで買われた。15日に、新規経口プロテアソーム阻害薬イキサゾミブ(開発コードMLN9708)について、再発・難治性の多発性骨髄腫を対象とした販売許可申請を米国食品医薬品局(FDA)に提出したことを発表した。今回の米国における申請が、初めてのイキサゾミブの申請となる。欧州などの申請は今後、順次実施予定。
(2015年7月16日 Kabutanニュース)
4月頃からレンジ相場に入っているように見えるが26週移動平均線は堅調に推移している。直近の動きを見るとボリンジャーバンドで+2σを超える水準に来ており、今後強いトレンドが発生するのではないか。
直近の株価はPER71.59倍、PBR2.28倍、配当利回り2.91%となっている。