武田薬が小幅反発、ホメピゾールが製造販売承認を取得

　武田薬品工業<4502.T>が小幅反発。同社は２６日、エチレングリコール・メタノール中毒用剤「ホメピゾール点滴静注１．５ｇ　タケダ」（一般名はホメピゾール）が厚生労働省から製造販売承認を取得したことを発表した。
　ホメピゾールは、Ｐａｌａｄｉｎ社がカナダで販売しているアルコール脱水素酵素阻害剤で、海外では、エチレングリコール中毒やメタノール中毒の標準治療薬として使用されている。エチレングリコール中毒およびメタノール中毒は、エチレングリコールおよびメタノールの摂取により体内に生じた有機酸が代謝性アシドーシスを惹き起こすことで発症。適切な診断・治療がなされなければ腎不全、失明といった後遺症が生じたり、死に至ることがある。

武田薬の株価は９時４６分現在４８１１．０円（△１２．５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）